【糖質1】糖質はエネルギー源になる
2022/08/28
糖質の働き
食事により糖質を摂取すると、消化酵素によって単糖であるグルコースまで分解し、小腸において吸収します。
グルコースは全身の細胞に取り込まれますが、余分なグルコースは肝臓、筋肉でグリコーゲンとして蓄えられます。グリコーゲンは絶食すると半日で使い切られてしまうので、血糖値を維持するために主に肝臓(一部腎臓)で糖質以外の化合物からグルコースを合成します。
また、糖質は筋肉、細胞、脳、神経活動などのエネルギー源になります。
■筋肉■
単糖は形を変え、筋肉運動や物質の輸送など様々な生命活動に使われています。
■脳■
脳における糖の消費は激しく、絶えずグルコース供給が必要です。脳では正常血糖値の60%以下の低血糖になると機能低下が見られるといわれています。
■細胞■
脳や赤血球はエネルギー源のほとんどをグルコースに依存しています。全身の細胞に酸素を届ける血液中の赤血球は総エネルギー量の6割と言われています。
■神経系■
神経活動の基盤にもなります。
エネルギー摂取量を知ろう
エネルギー摂取量を知るには2パターンあります。
①食事摂取基準を参考にする
②自分で計算する
1日の糖質必要量は?
~算出方法~