④【完全メシ】毎日完全メシでいいのでは?
2025/08/27
管理栄養士のひとりごと
生活習慣に関して患者さんにアドバイスをしても患者さんがそれを実行してくださらない(行動変容を起こしてくださらない)と、生活習慣の変化から体質改善が見込めないものです。その結果、栄養指導が意味のないものだと思われ、敬遠されてしまうことも少なくありません。1ヶ月だけでもお伝えしたことを守って遂行できれば体調の変化を感じることができた!と嬉しそうに話してくださる患者さんが多いことを最近私自身も体感し始めました。せっかく診療所まで足を運んで下さっているのだからより多くの人が普段の生活習慣を見直すことが生活習慣病や体組成の改善に繋がることを肌で感じてほしいなと思ってお話しており、それには初回1ヶ月目の指導がかなり重要であることを感じています。私自身ももっと精度を上げていきたいなと感じた次第です。
毎日完全メシでいいのでは?
→それはお勧めできません。
その理由は?
・必要なエネルギー量が足りないのでエネルギー不足になる
・咀嚼回数減少によって口腔機能が低下する
・消化管が萎縮し腸壁が薄くなると下痢や便秘などの消化不良を誘発する
・食事に飽きる
・1日3食繰り返し食べていると過剰摂取になる栄養素がある
(脂溶性ビタミン、ミネラルなど)
・食事自体の水分量が少なく脱水症状につながる
・筋肉が分解されエネルギーとして利用される
例えば野菜、果物、豆類、ナッツはよく噛んで食べる必要のある食材です。
これらは胃や腸に適度な負荷がかかり、これは内臓機能を維持するには必要なことなのです。
大事なことなので、繰り返しになりますが、
「1日3食バランスの良い食事をとること」以上に良い食事内容はありません。
規則正しい時間帯に3食バランスの良い食事をとることは、
・体内時計のリセットに繋がり、睡眠や覚醒のリズムを整える効果
・自律神経を整え、ストレスを軽減する効果
・消化吸収効率を向上する効果
・血糖値をコントロールする効果
・食べ過ぎを防ぐ効果
などがあります。
ただ、それが色んな理由から出来ない場合、
「どーせ食うなら完全メシ」
でいいのではないでしょうか?

