【タンパク質3】タンパク質の働きとは?

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【タンパク質3】タンパク質の働きとは?

2024/11/18

タンパク質の働きとは?

管理栄養士の豆知識


タンパク質は摂りすぎると肝臓や腎臓への負担が大きくなり、倦怠感や疲労が蓄積される場合があります。また余分なタンパク質を消化する際食物繊維が少ないと、おなかが張って腹痛を引き起こしたり腸での不快感を生じることがあります。なんでもほどほどにバランスを考えて食べるようにしましょう。

タンパク質はどこに存在する?

・体構成成分
  筋肉、臓器、皮膚、抗体など
・体調節機能成分
  ホルモン、酵素、免疫物質など
・食品成分
  豆、卵、肉、魚など

身体の約半分を占める重要な栄養素
(水分を除く)

食品タンパク質は、アミノ酸の構成により体内の利用率が異なります。
[リンク]タンパク質は量ではなく質も重視しようのブログで詳しく話しています。

タンパク質の働き

(1)筋肉や臓器などをつくる
・筋肉の構成成分
・骨と骨の結合部
・皮膚、腱などに含まれるコラーゲン
・靭帯、髪の毛、爪、皮膚などの構成

(2)生体機能を担う物質の材料になる
①酵素
摂取した食べ物を消化・吸収・代謝するときになくてはならないもの

②ペプチドホルモン
・成長を促す成長ホルモン
・血糖を下げるインスリン など

③ヘモグロビン(運搬タンパク質)
血液中の酸素を運ぶ

鉄分が不足するとヘモグロビンが合成されず、動悸や息切れ、疲労感、頭痛などの症状がでる(鉄欠乏性貧血)


④免疫グロブリン
抗体の機能をもつタンパク質

(3)体温を維持する
食事によるエネルギー代謝が最も高い

(4)睡眠の質を向上させる
アミノ酸の1種
・グリシン
→寝付きが良くなる
・トリプトファン
→不足すると、不眠症や睡眠の質が下がる原因になる

高齢者とタンパク質の関係

タンパク質摂取量は、フレイルのリスク低下との関連があると分かっています。

65歳以上は、フレイル予防の観点から、1日に体重1kgあたりタンパク質1gをとる必要があります。

例)体重60kgの場合
体重60kg×1.0g=1日に必要なタンパク質量60g

普段の食事にタンパク質の多い食品をプラスして食べるよう意識することから始めてみましょう。
[リンク]今日からできるタンパク質強化

歯が悪い人や飲み込む力の弱い人は
・ひき肉を使う
・材料を軟らかく煮る
・飲み込みやすくとろみをつける
など工夫すると食べやすくなります。

※フレイル検診や認定栄養ケア・ステーション配食サービスも活用するとよいでしょう。

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