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【タンパク質3】タンパク質の働きとは?

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【タンパク質3】タンパク質の働きとは?

2021/09/09

タンパク質の働きとは?

さて、タンパク質のブログも3つ目となりました。前回、前々回のブログでタンパク質の必要量や良質なタンパク質について知ることができましたか?
今回は、そもそもタンパク質とは?タンパク質ってどんな働きするんだっけ?といった基礎的なお話を進めていこうと思います。
頭の片隅にでもいいので、知識として入れてみてください。

【目次】

(1)タンパク質について
  (2)タンパク質の働きとは?
          (3)高齢者とタンパク質の関係
(4)    運動とタンパク質

(1)タンパク質について

筋肉臓器皮膚毛髪などの体構成成分、
ホルモン酵素抗体などの体調節機能成分、
などの食品成分として存在する
重要な栄養素です。

たんぱく質は、炭水化物、脂質と共にエネルギー産生栄養素のひとつで、全ての動物および植物の細胞を構成する主要な成分であり、生体乾燥重量の約50%を占め、生命の維持に欠くことができないものです。

たんぱく質の種類は多く、各たんぱく質の構造・性状・働きは大きく異なっていますが、いずれも20種類のアミノ酸が約50~1,000結合した化合物です。


食品たんぱく質は、アミノ酸の構成により体内での利用率が異なります。良質なたんぱく質食品とは、たんぱく質の含有量が多く利用率の高いもので、卵類肉類豆類などがあげられます。

たんぱく質欠乏症では、成長障害体力免疫機能の低下などが起こり、食事摂取量が低下した高齢者では前述の問題が見られます。
(厚労省eヘルスネットより抜粋)

(2)タンパク質の働き

1.筋肉や臓器などを構成する
・筋肉の構成成分
・骨と骨の結合部
・皮膚・腱などに含まれるコラーゲン
・靭帯、毛髪、爪、皮膚などを構成しています。


2.生体機能を担う物質の材料となる
酵素
➡︎生体反応の触媒として利用される
ホルモン
➡︎インスリン・グルカゴン・成長ホルモンなどのペプチドホルモンとして利用される
運搬タンパク質
➡︎ヘモグロビン・アルブミン・リポタンパク質・トランスフェリンなど
免疫グロブリン
➡︎生体防御反応に関与する
血液凝固因子
➡︎フィブリノゲン
などはアミノ酸から作られています。

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 補足)) インスリン▷血糖値を下げる
ホルモン
    
グルカゴン▷血糖上昇作用をもつ物質
   リポタンパク質
脂質を含む複合タンパク質
   トランスフェイリン
血液中での鉄の輸送タンパク
   フィブリノゲン▷血漿中のタンパク質
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3.エネルギー源として働く

4.体温の維持
タンパク質は糖質や脂質と同様にエネルギー源としても利用されます。食事を食べることによりエネルギー代謝が亢進することを「食事誘発性熱産生」と言います。一般的に「食事誘発性熱産生」はエネルギー消費の10%程度と言われてます。

この代謝量は食物中に含まれる糖質・脂質・タンパク質のエネルギー比率により異なり、タンパク質だけ摂取した場合には、エネルギー消費量の
約30%に達し、糖質のみで約6%、脂質のみでは約4%と言われています。つまり高タンパク質食は、高糖質食や高脂質食に比べ「食事誘発性熱産生」によるエネルギー消費が高いです。

これには、寒い時に体温を維持したり、食事をすると身体が温かくさせる効果があります。


5.飢餓時のエネルギー源として働く
飢餓状態では生命維持のために身体を構成しているタンパク質が分解され、エネルギー源となります。

6.睡眠の質を向上させる
アミノ酸のうちグリシン・トリプトファンには睡眠の質を向上させる作用があると言われています。
グリシンには足などの末端に熱を集め、深部体温を下げる効果があり、就寝前に摂れば寝つきが良くなる、
トリプトファンが不足すると不眠症、睡眠の質低下を引き起こす原因になると言われています。

(理論と実践スポーツ栄養学/鈴木志保子・カラダに効く!タンパク質まるわかりBOOK/Gakken)

3)高齢者とタンパク質の関係
 高齢者とタンパク質
■虚弱

フレイルティとサルコペニアの予防のゴールは骨格筋とその機能維持であり、骨格筋量、筋力、身体機能は栄養素としてはたんぱく質摂取量に強い関連があります。

少なくとも毎食良質なたんぱく質を
25~30 g 程度摂取しなければ骨格筋で有効なたんぱく合成が 1 日を通して維持できないない可能性があります。

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補足))フレイルティとは、老化に伴う種々の機能低下を基盤とし、健康障害に陥りやすい状態を指す。
健康障害の中には ADL 障害、要介護状態、疾病発症、入院や生命予後などが含まれる。
症状としては体重減少、②主観的疲労感、③日常生活活動量の減少、④身体能力の減弱、⑤筋力の低下など)

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■腎機能障害
高齢者では軽度の腎機能障害ステージの範疇にある対象者も多いですが、サルコペニアの予防を考慮すると、推奨量程度のたんぱく質を摂取することの危険性は低いと考えられます。
(高齢者/厚生労働省HP抜粋)

(4)運動とタンパク質
前述した通り、わたし達はエネルギー源として、糖質と脂質を利用しています。しかし運動強度が高くなったり、運動時間が長くなるとタンパク質が分解されます。

タンパク質が分解されると、骨格筋系や神経系の疲労に加え、骨格筋を分解してエネルギーを消費してしまいます。



運動前から筋グリコーゲン量を多くしておくこと
運動中に糖の摂取を続けること



これにより、運動中の骨格筋分解をしなくても済む、あるいは少なくて済むことになります。


ただ、長時間の運動では、骨格筋を分解してエネルギーを消費する可能性が高いので、運動の強度と時間に合わせてタンパク質の摂取量を多くしなければならないと考えられています。
理論と実践スポーツ栄養学/鈴木志保子)

運動とタンパク質に関しては、タンパク質ブログ9で詳しく配信予定です!

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