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⑤【完全栄養食!?】あなたにおすすめの完全栄養食|HuelとBASE FOODOを比較

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⑤【完全栄養食!?】あなたにおすすめの完全栄養食|HuelとBASE FOODOを比較

2021/11/15

 早速ですが、今回は以前のブログでご紹介しました「BASE FOOD」と「Huel」がどんな人にお勧めか、わたしたち管理栄養士の意見としてお話していきたいと思います。
 BASE FOODと
Huelはどちらにも強みがあり、完全栄養食といえど、その強みはそれぞれ全く別物だと感じています。
 ご自身に合った活用方法を知り、実際に活用していただけたらと思っていますので、ぜひ参考にしてみてください。

Huelはどんな人に合ってる?

 結論から言うと、Huelは栄養成分の抽出にこだわっているように感じました

・タンパク質ではなくアミノ酸を利用しているので活動量の多い人やよく運動する人にあっているのではないか
・脂肪酸構成がよかったり、低脂肪な面から減量を必要にしている人や夕食が遅い人にいいのではないか
・乳酸菌があったり、豊富なビタミンCを含有していることから、美容や免疫強化にいいのではないか

わたしたちはこのように考えました。
では、もっと詳しく見ていきましょう。

(1)活動量の多い人は?
 ドリンクだけでは満足できないのではないかと思いますよね。そもそも活動量が多いということは、一般の人より多くエネルギーを摂取しないといけません。Huelは1食あたり400kcalとそれだけではエネルギーが足りない可能性がありますので、
エネルギーになるものと一緒に摂ると良いでしょう
 また、目的にもよりますが、代謝をあげたい、筋肉をつけたいなどの目的があって
プロテインを飲んでいる方は、Huelに置き換えるといいでしょう。運動後にタンパク質だけでなく他の栄養素も一緒に摂ることができるので、より効率よくタンパク質を吸収することができ、筋肉がつくられ、代謝を上げることができます。

(2)減量を必要としている人は?
 1食だとしてもストレスはたまらないのか?
 これ1食にする必要はありません。必要量を摂取することで減量できると考えていますので、必要量はちゃんと食べてしっかりと便として出したり、脂肪を燃焼させて減量できるとベストだと考えます。

(3)夜遅い食事をする人は?
 とてもお勧めします。
 夜遅い時間の食事は、脂肪の蓄積や翌日の胃腸の状態に影響を与えます。
低糖質で低脂質かつ質の高い脂肪酸が含まれていたり、タンパク質ではなくアミノ酸を利用しているため、夜遅い時間の食事でも胃腸への負担を減らすことができます。夕食が遅くなった日はHuelにするなどの活用方法もとても良いですよ。

(4)ヴィーガンの人は?
 Huelは
動物性食品を一切使用していないのでヴィーガンの方にもおすすめです。


(5)カロリーの調整日だったらいいのでは?
 外食が続いているときや食べ過ぎた日など
カロリー摂取過多になっていると感じたときにお勧めです。


(6)疲れた日にいいのでは?
 疲れている日は楽したいですよね…。Huelでしたら栄養素もバランスよく摂ることができるので疲労回復にもなって一石二鳥ですね。

(7)継続することが大事なので毎日でもいいのでは?
 もちろん毎日摂ることもお勧めします。しかし、
1日1食くらいがベストだと思います。
 毎日バランスの良い食事ができたら理想ですよね。ただ気をつけて欲しいことは、Huelは炭水化物量を控えめにしており、1食あたりのエネルギー量が400kcal、3食だと1,200kcalになります。身長や体重、年齢、基礎代謝量など人によって違うため必要なエネルギー量は変わってきますが、活動の少ない成人女性の場合は、1,400kcal〜2000kcal、男性は2,000kcal〜2,400kcalが目安です。なので、1日3食飲んでも1,200kcalとエネルギー量が不足してしまいます。1日活動(生活)する上でエネルギーは必要不可欠ですので、1日1食にして他の食事で補うといいでしょう。
 また、食事をする上で
「噛む」という動作は非常に大事になってきます。高齢になると咀嚼機能が低下して誤嚥の原因になってしまうので、咀嚼機能の低下を防ぐという意味でもHuelは1日1食にすることをお勧めします。他にも、噛むことで唾液の分泌を促進したり、食べ物の消化を助けるなどさまざまなメリットがあるます。
 頻度についてご相談のある方は、当院の公式LINEまたはメールへお気軽にご連絡ください。

(8)免疫機能や美容にいい?
 原材料に昆布茶が入っているなど、腸内環境や免疫関係を気にして開発されているように感じました。
 また、ビタミンCが豊富なアセロラチェリーが入っているため、美容にも効果があるのではと考えています。

(9)無添加だから安全?
 添加物は許容量を超えるとからだへの影響が出てくると言われています。無添加ということで安心して摂取できるのはいいですね。

BASE FOODはどんな人に合ってる?

 結論から言うと、完全栄養食の主食に拘っているので、食の基本の楽しみを損なわせずに栄養素をしっかり摂ることができると感じました。また、身体機能の利用も保てるのではないかと考えています。

 では、完全栄養食の中で比較したときの強みをあげていこうと思います。

 まず、BASE FOODはパンやパスタ、クッキーなどの主食タイプになっており、他社からよく出ているドリンクタイプなどとは違うというところが強みだと思います。

(1)咀嚼・嚥下機能を利用して食事ができる
 上記でも述べたように、咀嚼(噛む)機能は様々な効果が期待できます。栄養素をバランスよく摂取することができるだけでなく、
噛むことによる健康の維持にもつながるのでお勧めです。

*噛むことの効果*
・胃腸の働きを促進する

・虫歯、歯周病、口臭を予防する
・肥満を防止する
・脳の働きを活発にする

・全身の体力の向上
・味覚が発達する
・発音がはっきりする
・がんを予防する など


(2)食事として楽しめる
 食事を
五感で楽しめるというところが他の完全栄養食にはないところだと思います。五感とは、視覚(見る)、聴覚(聴く)、味覚(味わう)、嗅覚(嗅ぐ)、触覚(皮膚で感じる)の5つの感覚のことです。この五感を刺激する食事は、食事のQOLを高めると言われています。アレンジ方法も豊富にありますので、食事の楽しみの中にBASE FOODを取り入れてみてはいかがですか。


(3)調理と洗い物の手間がない
 忙しい人や毎日コンビニで食事を済ませている人、自炊する時間がない人などは調理や洗い物をする手間を省きたいですよね。
 BASE FOODのパンは、
レンジで加熱するだけで後片付けもなくとても便利です。レンジで加熱しなくても食べれるので持ち運びもできます。ドリンクタイプなどになると、簡単ではありますがドリンクを作ってボトルを洗うという手間がでてきます。完全栄養食の中で比較すると手軽で嬉しいですね。
 また、
朝食を欠食しがちな人でも簡単に取り入れられてお勧めしたいと思います。


(4)鉄が含まれている
 鉄が多く含まれているので
貧血ぎみの方にお勧めです。
 貧血で薬を飲んだり、食事を工夫している人もいるのではないでしょうか。
 鉄は、ビタミンCと一緒に摂ることで鉄の吸収率が高まります。BASE FOODであれば、ビタミンCも含まれているので他の食品と組み合わせて食べるなど考えなくても鉄を補うことができるのではないかと考えています。

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