病院で働く医師
2025/01/30
こんにちは、院長の宮脇大です。
みなさん、入院したことありますか?
厚生労働省の統計によると
人口10万人に対しての入院受療率の
総数は、960人
つまり、ある調査日において
全国の医療施設で入院治療を受けてる
人は、100人に1人くらい
救急隊の出動件数は
1日平均1万8000件
めちゃ多いな・・
私は豊中市民病院で、循環器救急の
当直業務を手伝っていますので
地域の診療所をやりながら
急性期病院で、救急対応もします。
病院と診療所は、当然役割が違う
これは、そうなんですが
やっぱり急性期病院で働く先生は
本当に大変なんです。
病院で入院されている方
病院に救急搬送される方
診療所の患者さんと比べて
段違いで、病状が悪いわけです。
特に、循環器の領域は
急に悪くなる、といった
時間的な要素が他の科よりは
強いんですね・・
病棟で急変し
急に、呼吸が苦しくなる
そんなことは、よくあるんです。
それが、午前3時に起こる
これも日常です。
当直といっても、ずっと
起きているわけではないので
寝てたけど
急にPHSが鳴って
急変対応する
初期対応をして
集中治療室で対応し
その効果があるか
1時間後に確認して・・・
良い方向に向かっていなければ
再度、治療方針を検討して・・
そんな感じです。
極論
対応が悪ければ
「死」に近づくわけです。
そんな世界です。
医師の働き方改革
大事だと思います。
自分はいつまで
急性期病院で、当直するんだろ