②【完全メシ】完全メシを徹底分析!
2025/08/20
管理栄養士のひとりごと
先日のミニYOBO万博 in大阪 2025では、スタートアップ企業のピッチコンテストがありました。
その中でマグネシウムに焦点を当てた企業が登壇していました。現在日本人はマグネシウムの摂取が不足しており、また食事から必要量を毎日摂取するのは大変。。。マグネシウム不足は不眠症を始め様々な体調不調に繋がりやすいようです。お薬のように明確な症状に対してピンポイントに作用するわけではないので、効果を感じにくい部分もあるかもしれませんが、妊娠中の脚の攣りや浮腫の改善によく効くと私の周りではすでに話題になっていました。妊婦さんでなくても何か体がすっきりしない、気だるいなといった不調を感じる方はマグネシウムを含むミネラルが不足しているのかもしれません。海藻や精製されていないお塩などからとれるので積極的に口にするようにしましょう♪
①完全メシと完全栄養食の違い
★完全メシは完全栄養食と比較すると、美味しさに追求し栄養素独特の苦味やエグ味を抑えている
→日清食品のフードテクノロジーを駆使することで美味しさを追求することが可能になったそうです。
★完全栄養食は一次機能に特化した食品が多い中、
完全メシは一次機能に加え二次機能にも特化している最先端な食品である
毎日の食事には3つの機能が求められます。
①一次機能「栄養」に関わる機能でエネルギー源や体を作る
②二次機能「嗜好」に関わる機能で感覚を刺激し、食思を誘発する
③三次機能「生体調整」に関わる機能で生活リズムや疾病の予防に関わる
完全栄養食は①、完全メシは①と②の機能を持ち合わせています。
食事との比較
◯栄養素
◯価格
◯味
の3点においてコンビニ飯でバランスを意識した食事と比較してみました。
栄養バランスをほぼ同じに設定すると、コンビニ飯の方がコストは倍近くかかりますが、数種類の味を感じられることで食事満足感は高くなるのではないかと考えます。
つまり毎日完全メシでは味に飽きたり、食事を楽しめなくなってきたり、、、そんな日も来てしまうでしょう。
バランスの良い食事を摂ることのメリット・デメリット
【バランスの良い食事のメリット】
ある程度の栄養バランスが確保出来、ゆっくりと満腹中枢を満たすことができます。
咀嚼して食べることで口腔機能が維持され、必要な量を準備すればエネルギー不足の心配もありません。食べる順番を意識すれば血糖値は緩やかに上昇し、温かい食事であればお腹だけでなく心も満たされ食事を五感で楽しむことができます。また色んな食材を食べることは消化機能の維持にも繋がります。
【バランスの良い食事のデメリット】
食材をたくさん使うことはコストアップに繋がり、調理をする時間が必要になります。また毎日バランスの良い食事を準備することは手間がかかります。
【完全メシのメリット】
必要な栄養素が完全メシだけで摂れるので、自分で準備する食事よりも栄養バランスが調っている場合も多いでしょう。またコストや時間をカットできます。
毎日献立を考えなくても栄養バランスの整った食事が食べられます。
【完全メシのデメリット】
完全メシだけでは摂取エネルギーが足りません。また咀嚼回数が減ることで口腔機能の低下に繋がります。野菜や汁物から食べることで血糖値の急上昇を避けることが出来ますが、食事の一口目が完全メシの場合血糖値の急上昇も心配です。また同じ食事の繰り返しは消化機能の低下が懸念されます。
結論、従来の完全栄養食と比較すると完全メシの方が満足度は高く感じます。完全栄養食の活用頻度が高まりそうですね。
しかし、繰り返しになりますが、毎日完全メシでは三次機能である「生体調整」に関わる機能を維持することが難しく、生活リズムや疾病予防までを網羅することはできません。
ですので、上手に活用することが重要です。
次回、活用方法、活用例などを紹介していきますね。


