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【脂質1】自分の体格は痩せ?普通?肥満?

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【脂質1】自分の体格は痩せ?普通?肥満?

2021/10/04

 今月のテーマは「脂質」です。脂質は炭水化物やたんぱく質と並び、体内でエネルギー源となる大切な栄養素です。
 しかし、近年、日本人で脂質をとりすぎている人の割合が増えていることを示すデータが得られています。脂質のとりすぎは、肥満などの健康リスクを高めることが示されており、現状、肥満者の割合も増加しています。
 これを機に、自分の体格を把握し、食生活を見直してみましょう。

肥満とやせの状況

 国民健康・栄養調査(令和元年)によると、肥満者の割合は男性 33.0%、女性 22.3%と高い割合を占めています。男性では平成 25 年から令和元年の間に肥満者の割合が増加しています。肥満の原因は、過食、摂食パターンの異常(1日1食、早食いなど)、運動不足などが考えられます。肥満は糖尿病、高血圧症、高脂血症などを引き起こし、重症化すると虚血性心疾患、脳卒中、糖尿病の合併症などを引き起こす原因になると明らかにされています。
 また、
20 歳代女性のやせの者の割合や65 歳以上の高齢者の低栄養傾向の者の割合が高いことも問題視されています。

肥満及びやせの状況

自分の体格と適正体重を知ろう

 BMIとはボディマス指数(Body Mass Index)と呼ばれ、肥満度を表す体格指数です。この数値をもとに「痩せ」「普通」「肥満」に分けられています。
自分の体格がどれに当てはまるか実際に計算してみましょう。計算方法は簡単です!

肥満度分類(日本肥満学会)

 自分の体格と適正体重は分かりましたか?
 BMIが18.5〜25未満(普通体重)に当てはまらない方は、自分の普通体重は何kg〜何kgであるかということも把握しておくと良いですね。
 普通体重、適正体重を維持できるように正しい生活習慣や食習慣を意識することが大切です。

脂肪エネルギー比率

 「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、脂肪エネルギー比率(総脂質からの摂取エネルギーが総摂取エネルギーに占める割合)の目標量を、男性・女性(1歳以上)で20%以上30%未満としています。
 これに対して国民健康・栄養調査(令和元年)によると、脂肪エネルギー比率が30%を超えている人(20歳以上)の割合は、男性では35.0%、女性では44.4%という結果が示されています。つまり3割から4割の人が脂質をとりすぎていることになります。

 脂肪エネルギー比率が高くなると、肥満、メタボリックシンドローム、糖尿病、さらに冠動脈疾患のリスクの増加が懸念されます。
 また、脂肪エネルギー比率30%未満で、血漿総コレステロール、LDLコレステロール、トリアシルグリセロール、総コレステロール/HDLコレステロールの減少及び体重の減少が認められているという研究報告がされています。

脂肪エネルギー比率
(男女別)

脂肪エネルギー比率
(年齢別)

このような食習慣に当てはまりませんか?

 下記のような食習慣に当てはまる人は脂質をとりすぎている可能性があります。

◻揚げ物を食べることが多い
◻中華料理(炒めもの)をよく食べる
◻外食、中食(惣菜)、菓子パンなどをよく食べる

◻主食(ごはん、パンなど)を食べずにおかずのみ食べる
◻ファストフードを食事としてよく食べる
◻インスタント食品、レトルト食品をよく食べる
◻マヨネーズの使用頻度が高い、使用量が多い
◻食べる量が多い
◻スナック菓子をよく食べる

 前述にある通り、脂質のとりすぎは肥満だけでなく様々な疾患のリスクを高めます。
 「仕事が忙しくて自炊する時間がない」などで外食や中食(惣菜など)の食事をする方も多いのではないでしょうか。外食や中食は、揚げ物や炒めものなどが多く、どうしても脂質量が多くなってしまいます。しかし、ちょっとした工夫や意識で脂質の摂取量を減らすことができます。例えば、昼食に毎日揚げ物を食べているという方は週3回に減らして煮物を食べるなど意識してみてください。それだけでも脂質の摂取量は変わってきます。脂質を多く含む食品の摂取頻度や食品の選択などの具体的な改善策は後のブログでご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
 脂質は体にとって必要不可欠なエネルギー源であるため、極端な脂質制限はよくありませんが、脂質のとりすぎにならないよう食習慣の改善に取り組んでみましょう。

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