【糖質5】炭水化物は主食だけだと思っていませんか!?
2024/10/02
管理栄養士からの豆知識
ハイボールはダイエット中に飲むお酒だと思っていませんか?確かにハイボールはビールや日本酒に比べると低カロリーであり糖質量は0です。ただし気を付けてほしいことがあります。ハイボールは基本的にウィスキーと炭酸水を割ったものが多いですが、炭酸水の代わりにジンジャーエールで割ったジンジャーハイ、コーラで割ったコークハイはジュースの方の糖質が含まれます。またウィスキーは糖質量が0ですが、100mlあたり234kcalエネルギーがあります。糖質こそ0なものの、ウィスキーの割合が多いハイボールや量をたくさん飲むこと増量に繋がりますので注意しましょう。
炭水化物について
炭水化物とは、糖質と食物繊維の総称のことです。
体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」と体内の消化酵素では消化できない「食物繊維」に分けることができます。
炭水化物の多い食品
・ご飯、パン、麺類などの穀類
・いも類
・果物
・砂糖などの甘味料
炭水化物と炭水化物のセットは
糖尿病や肥満などの原因に!!
炭水化物を摂り過ぎると、血糖値をうまく下げることができず、糖尿病などの生活習慣病のリスクが上がります。
また、余分な糖は中性脂肪へと変わるため、肥満の原因にもなります。
主食・主菜・副菜をそろえよう
【食事例】
ラーメンのとき
・野菜たっぷりラーメン(チャーシュー入)
主食・主菜・副菜
・煮玉子をトッピング
主菜
パスタのとき
・ミートスパゲティー
主食・主菜
・サラダ
副菜
お好み焼きのとき
・お好み焼き
主食・主菜
・スープまたはナムルなど野菜料理
副菜
砂糖などの糖類のとりすぎにも注意
糖質のうち砂糖などの糖類は、脂肪に変わりやすく、肥満の原因になります。
糖類のとりすぎを防ぐ方法
・お菓子などの間食は、200kcal程度のものを選ぶ
・飲料は砂糖を含まない水やお茶にする
・コーヒーや紅茶は無糖のものを選ぶ
・ジュースは砂糖を多く含むため、飲みたいときはコップ1杯までにする
詳しくは【糖質4】間食習慣が及ぼす影響とは?のブログをご参照ください。
まとめ
□主食・主菜・副菜を揃える
□砂糖など糖類の摂取を控える
糖質は、からだにとって大切なエネルギー源です。
糖質のとり過ぎや過度な摂取制限は生活習慣病のリスクを高めるため、量と内容を意識して食事の選択を行いましょう。