【タンパク質6】タンパク質以外の"バランス"
2024/11/25
管理栄養士の独り言
サプリメントは正しい知識を持って利用すると高い効果を期待できますが、そうではない場合リスクに繋がることもあります。例えば脂肪肝の方が過剰に鉄分を摂取すると肝臓を障害するという報告もあります。独自の判断でサプリメントを摂ることで体に悪影響を与えることもありますので、持病をお持ちの方はサプリメントを飲んでいいか医療機関に相談するようにしましょう。
良質なタンパク質とは?
良質なタンパク質とは?
↑過去のブログでご紹介していますので、
参考にしてみて下さい!
良質なタンパク質とは、
アミノ酸スコアが100
もしくは
できるだけ100に近いものです。
ですが、
タンパク質摂取はバランスが重要です。
動物性タンパク質の多くは脂質が多く、
植物性タンパク質は脂質・カロリーが少ない。
つまり同じ量をバランスよくとること。
アミノ酸スコアが100に満たない食材でも、
複数の食材と一緒に摂取することにより、
アミノ酸スコアは向上し、
体内で効率的にタンパク質を合成できます。
健康管理のために…
タンパク質は「不足」「過多」「取り方」で
健康を害することがあります。
①腸内環境が悪くなる
タンパク質や脂質の摂取が増え、
ビタミンやミネラルが不足すると、
腸内環境のバランスが崩れがちになります。
これは便秘や免疫力低下に繋がります。
②肥満になる
タンパク質はたくさん食べすぎると
肥満の原因になります。
例えば、
肉類はタンパク質が多く含まれていますが、
脂質も多めです。
とりすぎはカロリーオーバーによる
肥満の原因になります。
タンパク質をとるときは
さまざまな食材から摂取することを意識し、
バランスよくとるようにしましょう。
体力回復のためには…
タンパク質は免疫細胞の材料でもあります。
風邪をひいたときの食事といえば、
お粥やうどんが定番かと思います。
しかし!!!
お粥やうどんだけでは
タンパク質不足に陥ります。
おすすめは、
卵や豆腐、白身魚などです。
お粥やうどん、鍋や茶碗蒸しに入れましょう。
鶏のささみやむね肉など、
脂肪分の少ないものもおススメです。
健康増進のためには…
疲れにくい体つくりには・・・
筋肉量を増やすことが重要です。
「運動だけ」でも
「タンパク質をとるだけ」でも
ダメです。
タンパク質をとることで
筋肉量の維持は可能ですが、
筋肉を増やすことはできません。
筋肉量アップには、
たんぱく質の摂取と運動を
セットで行うことが重要です。
特別にハードなメニューをこなす必要はなく、
仕事や家事の合間にできる
手軽な筋トレをするだけでも効果は十分です。
また、一日の活動量を増やすだけでもOKです。
筋肉量が増えれば基礎代謝量があがり、
太りにくい体になります。
Doctor’s Fitness診療所では、高血圧やコレステロール値の異常、血糖値の異常など、生活習慣病の原因となる異常値やその他の異常値についてご相談・ご受診いただけます。 どうしたらいいのか分からない、という方もまずはご相談くださいね。 人生100年時代を健やかに過ごしていただくために、医師や管理栄養士によるサポートのもと、継続的な治療を受けていただける診療所です。【大阪/新大阪/内科/心療内科/循環内科/病院/診療所/クリニック/外来/治療】
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